あなたの退職成功準備ガイド『伝える・引継ぐ・手続きする』で差をつけよう

あなたの退職成功準備ガイド『伝える・引継ぐ・手続きする』で差をつけよう

退職を考えたとき、頭に浮かぶことというと

できれば円満に退職したい

ことではないでしょうか?

 

あなたは何かの理由があって退職するのですが、今いる会社でお世話になったことは間違いありません。

あなたのことを親身になって育ててくれた上司や先輩。

あなたの仕事を助けてくれた同僚もいたことでしょう。

 

もしかすると、あなたは今の会社が好きではないから、退職を考えているのかもしれません。

でも、あなたが退職し、次のステップへ歩もうと思える実績や経験を積ませてくれたのが今の会社なのです。

 

また、何年か経つと、あなたは元同僚や元上司と別の会社の人間同士として付き合うことがあるかもしれません。

これは同じ業界にいる場合、可能性はゼロではありません。

 

だから、退職を考えたとき、辞めることは簡単ですが、その辞め方を間違うと「後味の悪い」退職となってしまいます。

 

社会人としては同じ退職するにしても、気持ちよく退職したいものですね。

 

そこで今回は、退職を成功させるために準備することをご紹介します。

 

それでは『退職準備ガイド』を最後までお読みいただいて、あなたの新しい出発に活用してください。

 

1: 退職の準備

退職の準備

退職は感情だけで行動しては失敗します。

失敗しないためにも次のことを意識して、計画的に退職を進めてほしいと思います。

 

(1)退職の先を考えよう

あなたは退職したら、次は何をしますか?

同業種へ転職しますか?

それとも異業種?それとも起業?

 

退職した先には、様々な選択肢が用意されています。

 

こんな会社、辞めてやる!

もっとレベルアップしたいから辞める!

 

と考えるのは意外に簡単ですが、その先を含めて考えてみてください。

 

一般的に言うところの「求職」または「起業」を視野に入れて、退職からの将来へ向けた計画を立てておきましょう。

 

(2)本当に辞めるの?

「辞めます!」と口だけの人もいますが、基本的には退職を切り出すと後には引けません。

 

退職を伝えることで、会社側が引き留めてくることもあります。

しかしあなたが引き留めに応じても、応じなくても会社組織の中では、何らかの波紋が広がっていることは変えられません。

 

引き留めに応じても、あなたの立場が今と変わってしまっていることもあるでしょう。

 

ですから先にもお話しましたように、キャリアプランを立てた上で「退職」を切り出すことがおすすめです。

 

感情に流されて「辞めます」と言ってしまいそうになりますが、そんな時は「本当に辞める覚悟があるのか」を確認してみてください。

 

(3)退職は転職の結果を左右する

退職後の仕事が決まっているのなら、スムーズな退職は必須条件です。

転職先の入社に支障が出るようなことではいけません。

 

また、退職後に求職活動する場合、面接を受けた会社から、退職した会社へ電話などであなたのことを聞かれることがあります。

 

印象の悪い退職の仕方をしていると、せっかくの求職活動も上手く行かなくなります。

 

よりよい理想の状態を手にするためには、キャリアプランに沿って行動し、スマートな退職を意識しましょう。

 

(4)退職には誠意が必要

退職を決めた後も業務は最優先で行いましょう。

「もう少ししたら居なくなるから」というのではいけません。

 

退職日までには、様々なことを行う必要があります。

社会人らしくマナーを守って誠意を見せた行動を取りましょう。

 

2: 退職を伝えるタイミング

退職を伝えるタイミング

退職を伝えるタイミング。

意外と簡単ではありませんよね。

 

「今日は言おう」と思っても、出社したら言えなかったという人も多いはず。

 

そしてここを間違うと、後々まで良くない感情を引きずることにもなります。

 

(1)繁忙期はやめておこう

繁忙期のある会社なら、忙しいときに退職の相談をしようとしても「また今度にして」となり、そのまま放置される可能性があります。

ですから反対に閑散期がおすすめです。

 

繁忙期というものがない会社や業種の場合なら、自分が関わっているプロジェクトが終了したとき、人事異動が内示されたタイミングが適切です。

 

ポイントは、引継ぎのしやすい時期が退職を伝えるタイミングです。

 

そして、この時点でやってはいけないのは、同僚や直属の上司以外には「退職」を話さないことです。

 

(2)アポは直属の上司

あなたが決めた退職日の1ヶ月~3ヶ月前に、あなたの直属の上司へ相談しましょう。

 

直属の上司へひっそりと口頭で

今後のことで相談がありまして、お時間をいただけないでしょうか

とアポを取りましょう。

 

やってはいけないのは、

  • 直属の上司を飛び越えて、直属の上司の上司などへアポを取る
  • 同僚の前で大きな声でアポを取る
  • メールでアポを取る

 

こういうことは避けたいですね。

 

(3)辞めたい理由は

退職の理由は、人それぞれにあります。

でも、細かく理由を伝える必要はありません。

 

上司への不満。

上司への批判。

同僚への不満。

 

などなどがあったとしても、言わないのがベターです。

なら、どう伝えるのが円満なのかというと

 

あなたの個人的な都合

 

を退職意思として伝えましょう。

 

例えば、

 

今までお世話になったのですが、○○の分野で挑戦してみたいと考えまして、○月までに退職を考えています。

 

などと、落ち着いて伝えましょう。

 

不平不満はぶちまけない

これは覚えておいてくださいね。

 

(4)退職願を渡す

「退職願」を作って提出しましょう。

 

手書きでもパソコンでも構いません。

縦書きで消せないボールペンや万年筆で書くことが必要です。

 

間違ったからと言って、修正テープなどを使ってはいけません。

 

退職願が作れたら、退職日の1ヶ月~2週間前くらいまでに、上司へ直接手渡します。

 

上司の居ない間に「机の上に置いておく」などということをやってはいけません。

 

3: 同僚に伝えるには

同僚に伝えるには

上司と退職について話し、退職日が決まったからと言って、同僚たちへ自分から退職を話すことはやめておきましょう。

 

会社での退職は、社内の組織上の問題や、取引先との関係にも影響を与えます。

 

同僚たちへ退職を伝えるタイミングは、必ず上司と会社の双方と相談し、確認した上で知らせるようにしてください。

 

ここを間違うと思っている以上の問題を引き起こすことがあります。

そして、その時に起こった問題は、すべてあなたが原因ということになり、円満な退職を実現することが難しくなります。

 

同僚との飲み会の席でも、口が滑らないように気をつけておいてくださいね。

 

4: スマートな引継ぎに必要なもの

スマートな引継ぎに必要なもの

引継ぎは退職を円滑に進めるために必要な仕事と思ってください。

これは「業務の一部」と思う必要があるでしょう。

 

そして、引継ぎされる相手の人にとっては「余分な仕事」だということも覚えておきましょう。

引継ぎ中も、引き継いだ後も、相手の負担が少なくなるようにしておくことが必要です。

 

(1)引継ぎのスケジュール化

上司と相談しながら、後任者へ引き継ぐために必要な

  • タスク
  • 日数
  • 資料作成

を洗い出しましょう。

 

そして、後任者の業務状況を考えながら、あなたの退職日までの引継ぎスケジュールを引いていきます。

 

自分が窓口になっている業務は、特に処理上の漏れがないかを確認してください。

自分だけのルールなどは、混乱を招く原因になりますから、正しいルールを明確にしておきましょう。

 

(2)担当業務は完了する

担当業務は退職までに完了するのが鉄則です。

長期的な業務なら、後任者へ引き継げるところ(区切りのいいところ)までは、あなたが責任をもって全力でやりとげましょう。

 

合わせて、引き継ぎを行っている後任者のサポートも、あなたの重要な業務です。

 

(3)納得いかないことも全力でやりぬく

退職までの数週間から数ヶ月の引継ぎ期間中、あなたにとって納得のいかない業務指示があるかもしれません。

しかし、このような業務への指示は、あなたが転職先で活かせる経験になります。

転職先で同じような「納得のいかない」業務を指示してくる人がいるかもしれませんからね。

転職先で上手に対応するためのスキルアップだと考えて、前向きに取り組んでください。

 

確かに退職が決まると、引き継ぎは結構しんどい業務です。

でも、最後の仕事を本気でやることで、あなたのさらなる成長と同僚への好印象を与える絶好の機会になります。

 

全力でやりぬくことを忘れないでください。

 

(4)口頭だけではダメ

引き継ぎを口頭だけで済ませようという人がいます。

でも、これはいけません。

 

後任者もすぐに全てを覚えることはできませんから。

だって、後任者は自分の業務に、あなたの業務を覚えているのです。

 

また、後任者がはっきり決まっていない、複数の人が担当するように変わる場合もあります。

ですから、口頭での説明だけではなく、きちんと資料を作成することが必要です。

 

「引き継ぎノート」と言えば、イメージが沸きやすいかもしれませんね。

 

業務の流れや実務の内容。

取引先に対する重要な情報や、注意しておくポイント。

 

退職するのに、自分だけの情報として出し惜しみする人もいますが、これは後に混乱を招き、あなたの評価を下げることになります。

 

退職するのですから出し惜しみせず、すべてをノートへ書き込むことが、あなたが円満に退職し、次のステップで成功するために求められている行動です。

 

5: 退職時の手続き

退職時の手続き

退職するとき、次のことを忘れないようにしてください。

 

(1)会社へ返却するもの

  • 社章、社員証、入館カード
  • 名刺
  • 健康保険証
  • 通勤定期券
  • 社費で購入した文房具や備品、パソコンなど
  • 業務上使った資料や書類など
  • 印鑑や制服

 

もし自分のパソコンやタブレット、スマートフォンに会社の情報が入っているのなら、全て削除しておきます。

これは著作権違反や個人情報漏洩にもつながります。

 

デジタルでの情報が当たり前になっている時代だからこそ、不要なリスクを無くすためにも、大事にもっておかずに消去しておきましょう。

 

(2)会社から受け取るもの

  • 雇用保険被保険者証
  • 年金手帳
  • 源泉徴収票
  • 離職票

 

雇用保険被保険者証は、後日自宅に送られてきます。

もし2週間、3週間経って送られてこない場合は、会社の総務部や人事部に問い合わせてください。

 

源泉徴収票と離職票に関しては、退職後に作成するため、後日自宅へ送られてきます。

こちらも2週間、3週間経って送られてこない場合は、会社の総務部や人事部に問い合わせてください。

 

(3)ローンは計画的に

住宅ローンや会社の融資を使っていた場合、引き落とし金額の変更や、融資を受けていた金額の返済、新たな借り入れなどの調整が必要になるでしょう。

 

一時的にでも、残額を一括返済しないといけないこともあります。

退職を決め、上司に伝え、承認され、いざ退職という場面で・・・お金が都合つかない。

 

こんなことにならないよう、ローンに関しては退職を決めるときに計算しなおし、退職するなら返済計画を立てておくことが必要です。

 

退職して、無理なのに一括返済して、転職先が決まっていない。

これでは、あなたの人生に不安しか生み出しません。

 

キャリアコンサルタントなどを活用して、転職・退職と同時にローンなどの返済計画も相談しておきましょう。

 

6: 退職時の注意点

退職時の注意点

退職するとき、こんな疑問もあると思います。

よくある疑問をご紹介します。

 

(1)取引先に伝えるのは?

引き継ぎしやすい業務で後任者が決まっている場合なら、退職の1週間くらい前でも大丈夫でしょう。

 

しかし、取引先へ伝えるには、会社の体制や後任者の選定にも関わりますから、上司と相談しながらということになります。

 

会社の方針が決まっていない時期に、あなたが取引先へ直接伝えることは避けておきましょう。

混乱を招くこともあります。

 

(2)取引先の名刺は返却するの?

まず、会社の一員として業務で手にした名刺は、会社に所有権があります。

取引先の情報が、会社の管轄外で外部へあなたから漏れた場合、それは情報漏洩になることもあります。

 

ですから、名刺は会社へ返却しましょう。

転職先や起業したときに活用したいのなら、その旨を上司に相談してみてください。

 

上司だけではなく、会社全体に関わることですから、その回答があなたの意にそぐわなくても受け入れましょう。

 

(3)退職のあいさつはメールでもOK?

あなたと相手の関係性を見てください。

 

毎日顔を合わす相手なら、直接あいさつするのが礼儀です。

お世話になった方で、今は遠地で業務を遂行されているなら手紙という方法もあります。

 

社内の人で、今は業務の都合で顔を合わさなくなった方には、メールを送っても失礼にはならないでしょう。

 

あなたとの関係性によって、メールでのあいさつはOKにもNGにもなります。

 

また、メールであいさつを送る場合、会社の規則にも注意してください。

会社によっては、終業時間後でないとNGとなることもあります。

 

7: 退職後は忘れずに

退職後は忘れずに

退職することは頻繁にありません。

ですから、2度3度と転職した経験のある人でも、退職後に必要な手続きを忘れてしまうものです。

 

(1)転職先が決まっていない場合に必要なこと

  • 国民年金の加入手続き
  • 健康保険の選択と加入手続き
  • 失業保険の受給手続き
  • 地方税(住民税とも言われます)の納付

 

普段の生活では馴染みの薄いことばかりです。

住民票のある市町村の役場、ハローワークの窓口で相談してください。

 

また、健康保険の選択に関しては、あなたの今後の働き方にも関わりますから、キャリアコンサルタントに相談されるのも良いと思います。

 

(2)転職先が決まっている場合に必要なこと

  • 退職した会社から発行された源泉徴収票
  • 年金手帳
  • 雇用保険被保険者証
  • 健康保険被扶養者異動届(扶養義務がある人のみ)

 

これらのものを、転職先へ提出してください。

 

転職先が決まっている場合は、退職時に手にしたものを転職先へ渡すだけで処理をしてもらえます。

 

しかし、転職先が決まっていない場合は注意してください。

それぞれの手続きには、手続きできる期限があります。

また、転職活動にも影響を与えることもあります。

 

この手間を考えても、転職先を決めてから退職するのが理想です。

その為には、あなたが退職を考えたとき、あなたの理想の未来へ近づくためのキャリアプランを作り、ゴールに向かって進むことが大切です。

 

もし一人では、キャリアプランを作り、自分の強みを見つけ、理想のゴールへ向かうのはハードルが高いと思われるのなら、、、

 

あなたのことを心から応援し、適切なコーチとなってくれるキャリアコンサルタントに相談してみてください。

 

一人で悩むよりも、ゴールへ向かう速度と距離が短くなります。

 

8: まとめ

「辞め方」は、その人の人間性を映し出すと思います。

年齢や性別に関係なく、今までお世話になった会社へ「感謝」の気持ちをもって辞められるかどうか。

 

「感謝」の気持ちをもって辞められない人は、転職先へ行っても「感謝」の気持ちを持ちにくいと思います。

ということは、また同じことを繰り返してしまう確率が高いということです。

 

確かに辞めてしまえば、今までいた会社は無関係です。

しかし、あなたの人生の一部であることは消せません。

なら、人生の一部となっている会社へ感謝の気持ちを持ち、その気持ちを表して退職した方が、あなたの心も人生も豊かなものになると思うのです。

 

3年、4年、5年、10年経ったとき、「あ~、あの会社の経験が生きてるな」と前向きに思えるかどうか。

そのためには「去り際」こそ、あなたの人生を豊かにするかどうかを決めるポイントです。

 

気持ちよく退職するために、感情に任せた行動や言動をするのではなく、社会人らしくきちんとし、感謝の気持ちが込められた準備をしておきたいものですね。

 

どうしても今いる会社へ「感謝」の気持ちが持てない場合には、キャリアコンサルタントなどに相談してみてください。

きっと、あなたの転職や未来に役立つことが手に入りますよ。

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