12/9(土)に転職支援セミナー「一つ上の転職を確実にするための最もシンプルな方法」を開催させていただきました。
セミナーでは主に次の内容をお伝えしました。
- 今の転職市場の動向
- 企業が求める人材とは?
- 面接官は応募者のどこを見ているか?
- 「質の高い試行錯誤」をするためには
- 二つの心
- 一つ上の転職を確実にするための準備
セミナーには、K・Uさん(男性)にご参加いただきましたが、参加理由は「実はやりたいことがみつからないんですよ」というものでした。
このセミナーでは特に「二つの心」について詳しくお話しさせていただきました。
人には直面する現実から影響を受け常に「揺らぐ心」と現実から影響を全くと言っていいほど受けない「揺るがない心」の二つがあります
「揺るがない心」とは、すべての人にある「自分はこうありたい、こうなりたい」という心の奥底の深い願いです。
海の波のように常に「揺らぐ心」に対して、海の底の大地のように安定して「揺るがない心」です。
通常多くの人は「揺らぐ心」に軸をおいて、発想し、行動していますが、そうではなく「揺るがない心」に軸をシフトして、そこから発想し、行動すると、仕事においても転職においても圧倒的に自分が望んでいる成果を生み出せるようになることをお話しさせていただきました。
約1時間半のセミナーの終了後、K・Uさんとは個別カウンセリングをさせていただきましたが、セミナーで私が「二つの心」について説明してる最中に、自分の大地を思い出したそうです。
それは「放浪」。
K・Uさんは大学ではバイオ系を専攻されていましたが、子供のころから昆虫が好きで、昆虫のことを夢中で調べ、その昆虫をつかまえるために野山を探索し、自分で考えた仕掛けをつくっていた一連の行動を「放浪」と表現されていました。
「放浪」というと、気ままでややいい加減な印象がありますが、ご本人にとっては自由や夢中など自分を解放するイメージがあるようで、とても大切にしたい言葉だったようです。
そして、その「放浪」が今までの人生のすべてのバックボーンになっていたことを思い出し、「放浪」のイメージに近い仕事ができていたときは、伸び伸びとして、業績も高かったとおっしゃっていました。
K・Uさんは最近まで食品メーカーの営業をされていて、業界の分析をしてターゲットを決め、新規開拓をしていたときはまさに子供のころの「放浪」と同じ感覚で、嬉々として新規のお客様を増やし、素晴らしい業績を実現していたそうです。
セミナーでお伝えさせていただいた内容に共感していただいて、その内容を身に付ける3か月間の育成プログラム「自力で優れた価値を生み出すための仕掛けづくり」を受講していただくことになりました。
K・Uさんの大地「放浪」を軸にした転職実現のため、しっかりサポートしていきます。
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