何がやりたいのかわからないという方がほとんどです

転職希望者の方のカウンセリングをさせていただいていると、どういう方向で転職活動をしたらよいのか、自分は何をしたいのかが分からないという方が結構いらっしゃいます。

 

年配の方はある程度経験や実績を積んできていらっしゃるので、方向性が決まっていることが多いのですが、逆にいろいろな可能性のある20代、30代の求職者の方は、自分は何に向いているのか、本当は何がしたいのかがわからという方がほとんどです

 

若い方は、経験もまだ少ないし、逆にまだまだ新しい分野への可能性も広がっているということもあり、方向性を決めづらいというのは当り前のことなのかもしれませんね。

 

ある意味うらやましい悩みですが、カウンセリングでいろいろな角度から話をしていると、やはりその方の「やりたいこと」は見えてくるものです。

 

今回は、転職においてどうしたら方向性を見出すことができるかということを事例を交えてお話ししたいと思います。

 

1.3名の方の場合

 

最初、「何がしたいのかわからない」と言って、カウンセリングに来られた3名の方の状況を見てみましょう。

 

【30代男性】

 

PCが好きでIT系の専門学校を卒業後、すぐにシステム開発の会社に入社しましたが、金融システムのサーバーへのインストール作業しかやらせてもらえず、自分がイメージしていた仕事とは違ったので、退職。

 

その後はアルバイトで、スーパーやPC量販店、飲食などで働いてきました。

 

自分が使用するパソコンは基本的に自作で、やはりパソコンが好きなので、「未経験だけれどもネットワークエンジニアやテクニカルサポートなどIT系の仕事で自分を活かしていきたい」という方向が最終的に出てきました。

 

【20代女性】

 

4年制の大学を卒業後、アメリカで研修を行う人のビザ取得手続きをサポートする会社に入社し、その後食事を提供する会社に転職し、VIPに対する特別な対応、、社内体制を整備する委員会の運営、提供するレシピの管理などを経験しています。

 

単純な作業の繰り返しは基本的に合わず、イレギュラーな状況に臨機応変に対応したり、イベントを企画したり、効率的なデータの管理方法を考えたりなど「常に新しいことに取り組んでいきたいし、顧客サービスを第一に考える会社で働きたい」という想いがあることがわかりました。

 

【40代男性】

 

主にIT企業であるクライアントからカスタマーサポート業務を受託・運営。様々なスキルのメンバーをマネジメントしながら、クライアントの要望に合うサービスを実現し、クライアントとの契約を継続・拡大することに貢献しました。

 

また食品メーカーでの営業では、様々なマーケットのデータに基づき、新しい営業手法や新商品を開発し、大幅な売り上げのアップに貢献しました。

 

「様々なマーケットのデータを徹底的に分析し、ライバル企業との差別化を図るため、新しい営業手法や商品を考えて、実行し、成果を出したい」という方向性がわかりました。

 

2.転職に向けての方向性を見出す方法

 

それではカウンセリングではなく、自分自身で転職の方向性を見出すためにはどうしたらよいのでしょうか。

 

【ステップ1:まず自己分析をやってみる】

 

まず自分を客観的にみられるように、自分についていろいろな角度から棚卸しをして、紙に書いてみましょう。

 

たとえば、下記のような項目について。

  • 自分の強み
  • 好きなこと
  • 人から褒められること
  • 趣味や特技
  • うれしいと感じるのはどんな時か
  • やりたくないこと
  • 一番うまくいった仕事やプロジェクト

などなど。

 

これらを紙に書いていくと、自分の傾向や自分が持っている価値観などの財産が浮かび上がってきます。

 

自分の持ち味ともいえるものが分かると、それを今後も大切にしたり、活かしてあげたいなと思うようになり、一つの方向性が出てきます。

⇒こちらのブログも「転職活動の自己分析。強みと弱みを知る意味とメリット、そして見つけ方」

【ステップ2:本当にやりたいこと】

 

自己分析の次には、自分が「本当にやりたいこと」を明確にしましょう。

 

あなたが転職活動をする際の核になり、方向性を決めるうえで最も大切なものです。

 

「それを見つけられれば苦労しないよ」と言われればそうかもしれません。

 

ではどうしたら自分が「本当にやりたいこと」を見つけられるのか?

 

こればかりは、自分に問いかけていくしかありません。

 

「自分は本当は何をしたいのか?」と。

 

その時点で納得できる答えで結構ですので、ぜひ明確にしてください。

 

【ステップ3:活かしていきたいと思う「自分の財産」と「本当にやりたいこと」を統合する】

 

活かしていきたいと思う「自分の財産」と「本当にやりたいこと」が明らかになったら、その両方がうまく生きるように目指すべき方向性を決めましょう。

 

たとえば、「本当にやりたいこと」が常に新しいことに取り組んでいきたいというもので、自分の活かしていきたい財産あるいはこだわっていきたいことが、顧客を裏切るようなことはしないというものであれば、常に顧客を幸せにするために世の中の役に立つ新規事業に取り組んでいるような会社を志向するということになると思います。

 

「常に顧客を幸せにするために世の中の役に立つ新規事業に取り組んでいるような会社」なんてないんじゃないのと思われるかもしれませんが、確かにそうした会社は少ないです。

 

でもそうした想いで事業をしている会社あるいは社長さんはいないわけではありません。

 

転職エージェントとしては、「何がやりたいかわからないけど何でもできます」と言われるよりも、難易度は高くても「こういうことをやりたい!」とはっきり言っていただいた方が、その人に合う求人企業を探しやすくなります。

 

当り前ですが、自分の想いをはっきり伝えた方が、その想いを実現する可能性が高まるということですね。

 

自分が本当にやりたいことと共鳴できる考え方を持っている会社で、自分が大切にしている自分の財産を活かせる会社を探すというのがあなたの転職活動の方向ということになります。

 

まとめ

 

転職活動で方向が定まらないうちに活動を始めてしまうと、採用条件や福利厚生などで判断してしまうことになりますが、これは転職活動で失敗するリスクを高めてしまいます。

 

就職はよく結婚にたとえられますが、もし相手のルックス、家柄、学歴、収入、財産などで判断し、結婚したとしたら、どんなに良い条件だったとしても長続きするかどうかは五分五分というところでしょう。

 

やはり考え方などの価値観で相性を見ていき、多少給与などの条件が満たされないとしても良い関係を長く続けていける可能性が高まると思います。

 

ぜひ、転職活動の最初の段階で、あなたの「本当にやりたいこと」や「大切にしていきたい自分の財産」をはっきりさせて、そこを軸に転職活動の方向性、会社選びをしていただければと思います。

 

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