一歩踏み込んだ目標を設定し、仕事を充実させよう!

あなたは、仕事をするにあたって、しっかりと目標を設定していますか?

 

あるいはあなたが本気で取り組める目標の設定ができていますか?

 

こうお聞きすると、「できていないなぁ」という方が大半なのではないかと思います。

 

目標を設定すること自体結構難しいですし、目標を設定すると当然その達成のために努力しなければならないので、何となく踏み込んだ目標を設定することには抵抗を感じる方が多いのではないかと思います。

 

もちろん、高い目標を持って、努力を続けているスポーツの超一流選手をみると、アグレッシブで、魅力的だし、尊敬の気持ちすらわいてきますよね。

 

チャレンジングな目標をしっかり持つことが素晴らしいことなのはわかっているけど、いざ自分のことになるとしんどいなというのが正直なところではないかと思います。

 

でも、仕事で成果を出し、達成感や充実感を得るためには、やはり一歩踏み込んだ目標を設定することが必要です。

 

そこで、無理なく、一歩踏み込んだ目標を設定する方法について、お伝えしたいと思います。

 

1.目標を持つことの効果

 

目標を持つことによって、どんな効果があるのでしょうか。

 

具体的な目標を設定することによって、様々なことが実現しやすいということはもちろんあります。

 

野球の例でいうと、あるチームのメンバーがただ単に「強いチームになりたいなぁ」と漠然と思っているよりも、「まず地区大会で優勝争いができるチームになる」という目標を立てた方が、自分たちを客観的に分析し、地区大会に向けて具体的にどんな練習や体力強化を図ったらよいかを発想し、それを実行できるので、目標を達成する確率が高まります。

 

高校の野球部が甲子園を目指すという大きな目標を設定することは決して悪いことではないのですが、自分たちの実力を考えて、その大きな目標に到達するための現実的な目標を手前に設定して、それを一つ一つクリアしていくことが大切です。

 

目標を持つことによって、望んでいることを実現しやすくなるという効果がありますが、もう一つ目標を持つことによる大きな効果があります。

 

それは、本気の目標を持つと、強い自分になれるということです。

 

私事で恐縮ですが、私は1990年代の終わりごろ、銀行系の不動産会社に勤めていました。

 

バブルの負の遺産が表面化し、金融関連の会社が不良債権と風評で相次いで倒れた時期がありました。ご記憶の方も多いのではないかと思います。

 

私が勤めていた会社の親会社である銀行も経営不振に陥り、当時の政府から存続してはならないという方針が出て、関係会社である私が勤めていた会社も清算されることになりました。

 

つまり、社員はみんな職を失ってしまうということです。

 

「お先真っ暗」という言葉がありますが、こういう時って本当に視野が狭くなって、見えている光景も本当に暗く見えるものです。

 

当時私は人事を担当をしていましたが、人間こういった大きな危機に直面し、失業するという恐怖に直面すると、本当に自分のことを見つめ直すようになるもので、深い内省の状態に入りました。

 

  • 「なんでこんなことになったんだろう?」
  • 「働くっていったいどういうことなんだろう?」
  • 「これから家族を養っていけるだろうか?」
  • 「ホームレスでも生きていけるのはなんでだろう?」
  • 「自分が本当にやりたいことって何だろう?」

 

など、いろいろなことを初めてといってよいほど、真剣に考えました。

 

もちろん会社の清算に向けて初めて経験するような仕事にも対応しながら、内省をし続けていたある日、こんな想いが突然現れました。

 

「社員を路頭に迷わせることがないように、倒産などしない強い会社をつくることに人事面から貢献したい!!」

 

この本気の目標に出会ったとき、まるで血が逆流するような喜びを覚え、自分がやりたかったのは「これだ!」と思いました。

 

その時を境に、会社が倒産することや失業することへの不安などはほぼなくなりました。

 

本気になれる目標を持ったことで、「希望どおりの転職ができないはずはない」という確信のようなものがわいてきました。

 

その数か月後、縁あって社員数1000人規模の精密機械メーカーの人事職を得て転職することができました。

 

本気の目標を持つと大きな不安に対しても強くなれるんだということを実感した出来事でした。

 

2.一歩踏み込んだ目標の設定の方法

 

本気の目標を持つことによる効果がわかっていただけたと思いますが、せっかく目標を設定するなら、前向きに取り組める、一歩踏み込んだ目標を設定したいですよね。

 

そうでなければ、なかなか良い結果は得られません。

 

ではどうしたら前向きに取り組める、一歩踏み込んだ目標を設定できるのでしょうか?

 

そのポイントは下記の3つです。

①目標を設定する前に、自分の本当の願い(人生理念)を明確にする

②自分の人生理念、会社や上司が求めていること、お客様が求めていることを満たせるような目標を設定する

③目標を達成するための具体的なアクションプランを決める

 

①目標を設定する前に、自分の本当の願い(人生理念)を明確にする

 

前向きに取り組める、一歩踏み込んだ目標を設定するためには、まず、自分の本当の願い(人生理念)を明確にし、言葉にすることです。

 

人生理念とは、あなたが生きるにあたって、「本当にやりたいこと」や「なりたい自分」のことです。

 

先ほどの私の例でいうと、「社員を路頭に迷わせることがないように、倒産などしない強い会社をつくることに人事面から貢献したい!!」という人生の指針になるような願いです。

 

普段から自分は何を大切にしているのか、どういうことが実現できたときに一番喜びを感じるのかなどを考えていると、自分の本当の願い(人生理念)を見つけることができます。

 

  • お客様から感謝され、なんにでも対応できるようなプロフェッショナルになりたい
  • 家族を大事にし、いつも笑いが絶えない家庭をつくりたい
  • 誰からも信頼される人間になりたい
  • 輝かしい人生を送りたい
  • 人を元気にできるよう、自分もいつも元気でいたい

 

など、人それぞれいろいろな願いが出てくると思います。

 

この願いを、あなたらしい言葉で表現してください。

 

このあなたの願いは、もっともあなたを特徴づけるもので、あなたの個性そのものと言ってもいいでしょう。

 

②自分の人生理念、会社や上司が求めていること、お客様が求めていることを満たせるような目標を設定する

 

前向きに取り組める、一歩踏み込んだ目標を設定するための第2のポイントは、自分の人生理念、会社や上司が求めていること、お客様が求めていることをそれぞれ生かしながら、仕事上のテーマに合わせて目標を設定することです。

 

私は、「社員を路頭に迷わせることがないように、倒産などしない強い会社をつくることに人事面から貢献したい!!」という人生理念に基づきながら、会社の意向や私の顧客である社員のニーズも考えながら、目標管理制度の運用強化、実力に見合った人事制度の構築、評価制度の改定、経営人材の育成などの目標を設定して、実現してきました。

 

制度を作ったりすることはとても地味で面倒なことですが、目標自分の人生理念と結びついていたので、とてもやりがいを持って取り組むことができました。

 

実力に見合った人事制度を作ったときには、当時の社長が実現したいと思っていたことを非常によく満たしていたようで、ほめられたのをよく覚えています。

 

③目標を達成するための具体的なアクションプランを決める

 

前向きに取り組める、一歩踏み込んだ目標を設定するための第3のポイントは、目標を設定しただけではだめで、その目標を実現するための具体的な道筋を描く必要があります。

 

それが、アクションプランです。

 

階段をのぼるように、一つ一つのアクションを実行していけば、必ず目標を達成できるということがイメージできるような具体的な行動計画です。

 

目標の達成時期は1年後の予定であっても、アクションプランは3か月ぐらい先を見すえて、1カ月毎にどこまで到達し、そのために何をやるのかを決めるとよいと思います。

 

そして、アクションプランを設定する時には、具体的な達成状態を表現してください。

 

いつまでに、どれくらいのことを、どのように達成するかなど、なるべく数字で設定できるものは数字で表現するようにしてください。

 

たとえば、今月末までに40件の企業を訪問し、10件を商談につなげ、2件成約するなど。

 

アクションプランというのは目標への到達の方法ですから、上司もあまり細かいことは言わず、あなたに任せてくれることがほとんどでしょう。

 

ですから、アクションプランにこそあなたの持ち味を活かしてください。

 

山に登るルートは無数にあるはずです。

 

何も、他の人が通った道だけを通る必要はないのですから。

 

3.目標は変えても良いのか?

 

結論からいうと、目標は変えてもかまいません。

 

目的を達成するためには、逆に状況に応じて目標は臨機応変に変えた方が良いと思います。

 

たとえば、会社を強くするという目的に対して、評価制度を改定するという目標で走っていたとしても、それよりもマネージャーのマネジメント力を強化した方が会社をより強化できるとわかったら、マネージャーの育成に目標を変えた方が良いと思います。

 

ただ、当初設定した目標は、会社あるいは上司と決めているので変えられないということであれば、アクションプランを柔軟に変えていくということをしてください。

 

もちろん、上司の了解を得る必要があると思いますが、「こういう状況なので、こういう方向で行きたいんです!」と積極的に提案してください。

 

上司もNOとは言わないと思いますし、状況の変化を見ながら提案してくるあなたの態度をみて、逆に好ましく思うはずです。

 

常にその時できる最善のことをしようとする態度は賞賛に値します。

 

まとめ

 

一歩踏み込んだ目標を設定して、その目標達成のために本気で仕事に取り組むことの効果は絶大なものがあります。

 

そして、あなたにとって一歩踏み込んだ、効果的な目標を設定するポイントは、下記の3つです。

 ①目標を設定する前に、自分の本当の願い(人生理念)を明確にする

②自分の人生理念、会社や上司が求めていること、お客様が求めていることを満たせるような目標を設定する

③目標を達成するための具体的なアクションプランを決める

 

最も大事なのは、目標が自分の本当の願い(人生理念)と密接に結びついていることです。

 

やはり人は、自分と結びついた自分事でなければ本気になれません。

 

もし、自分の本当の願い(人生理念)が出にくければ、そうした願いを引きだすのに長けた、ビジネスコーチのコーチングを受けてみてください。

 

そして、アクションプランをできるだけ具体的にすることが大事です。

 

プランが具体的であればあるほど、脳はその実現に向けてフル回転し、良いアイデアが生まれやすいのだそうです。

 

本気で取り組む目標を持つことによって、ぜひ一つ上の充実感を味わってください。

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