代表プロフィール

“人事”に携わることになったきっかけ

The trigger to be involved in “personnel affairs”

まったく興味のない部署への人事異動

1986年、大学卒業後に新卒として採用されたのが大手銀行系の関連会社でした。
入社後は、商品企画・経営企画などの、どちらかと言えば対外的な仕事を任されていたのですが、入社して6年後の人事移動で人事部への移動が決まりました。

当時は事務系総合職には正直まったく興味がなかったのですが、会社の命令には逆らえません。こうして、とくに希望したわけでもなく、私の人事の経歴がスタートしたのです。

突然の危機と湧き上がる想い

19年ほど前、当時の私はまだ30代。娘も小さく、働き盛りの頃でした。親会社の銀行が経営危機に見舞われ、勤務先の会社も政府から清算するようにとの意向が出たのです。

これはつまり、近い将来の倒産を意味していました。
倒産の危機、自分も家族も路頭に迷うかもしれないという恐怖にさらされ、私は否応なく「自分とは」「仕事とは」「働くことの意味」を見つめ直すことになりました。

そして、当時人事を担当していた私が思い至ったのは「会社が倒産するというのは本当に恐ろしい。社員がこんな想いをしなくてもすむように、私にできることは人事の分野から会社を強くすることだ」という強い信念でした。

その想いは私の中に血が逆流するほどのモチベーションを生み、不安や恐怖は一瞬にして吹き飛びました。これが、“人事”という仕事の大切な役割に気がついた瞬間でした。

転職と新たな決意

Career change and new determination

信念を持つ人間の強さを身を持って知る

その後、私一人が必死になったところで会社の経営悪化を避けることなどできるはずもなく、転職を余儀なくされました。私にとっては初めての転職です。しかも、30代半ばでの再就職ですから、冷静に考えればちょっと不安もよぎります。

しかし、当時の私には恐れるものは何もありませんでした。

「人事という仕事に対するこのアツい想いがあれば、どんな困難も乗り越えられる」と感じたからです。このとき、信念を持つ者の強さを自身で体験し、想いや目的を持つことの重要性に気がつくことができたのです。

新たな仕事は自ら人事を志願

1999年、転職先として精密機器メーカーに中途採用となりました。もちろん、「人事の分野から会社を強くする」という信念のもと、人事職を志願。

入社後は、人事制度企画・運営、新卒・中途採用、インターンシップ、教育研修企画・実施、組織風土改革などに従事し、様々な角度から人と企業の在り方を追究しました。
そんな中、人事という立場で自分自身のスキルアップのために出会ったのがビジネスコーチングです。

ビジネスコーチングとは、簡単に説明すると「問いかけによってクライアント(コーチングを受ける人)が、現状と目指すべき方向を自ら明確にし、次の行動を自ら決めるサポートをする」という・・・まさに、人事担当者に必要不可欠なスキルですね。こうしてビジネスコーチングの実用性や有益性を知った私は、そのスキルをしっかり身につけたいと考え、ソーシャル・コーチング・センター認定のビジネスコーチの資格を取得することにしました。

再び訪れた転機

Turning point again

非日常で得た気付き

仕事にやりがいを感じ、充実した毎日。これだけでも十分幸せな人生です。このまま定年退職をしたとしても、これといって後悔することはなかったかもしれません。

しかし、ここでまた私の転機となるできごとが起こります。

数年前、ある病気で首から下が動かなくなり、5か月間入院することになったのです。健康的な日常生活を送っていた私にとっては、あまりに突然の、衝撃的なできごとでした。

緩やかな時間が流れる病院のベットの上で、漠然とした「死の恐怖」を間近に感じながら、またしても私は自分を深く見つめ直しました。
そこでこんなことに気がつきます。

「人って大切なんだ」

新たに抱いた想い

当たり前のことなのに、私は心の底から実感したことがなかったように思います。

もちろん、これまでも他人に対して冷たく突き放したり、ぞんざいに扱うようなことはありませんでしたが、一方で本当に心から周りの人を大切にしていたかと問われると、少し言葉に詰まりました。自信を持って「はい」と言えるようなことは、何一つできていなかったのです。

「これからは人を大切にすることによって人を幸せにし、そのことを追求することで自分も成長を続けたい」こうして、私はもう一つ、自分の人生における信念を掲げることにしました。

その後、次第に病状も回復し、無事退院。職場にも復帰することができました。
入院中に得た信念を持って取り組む人事の仕事は、これまでの何倍も充実感を感じることができました。

そして現在・・・

And now · · ·

シンフォニック・バリューズを立ち上げる

「人を大切にすることで人を幸せにする」
これを実現するために私にできることは何か、私は真剣に考えました。

ーすべての人を幸せにすることは難しい。でも、人事としての25年の経験と、ビジネスコーチのスキルをフル活用すれば、少なとも仕事や転職で悩む方と企業の採用担当者のお役には立てるはずだー

こうしてシンフォニック・バリューズを立ち上げることになったのです。

行動のきっかけは「気付く」だけで十分

さて、これまでの自分の人生を振り返ってみると、わかることがありました。人は何かきっかけがないと、なかなか変わることができない、行動できないということ。

私の場合は、倒産の恐怖や病との闘いが人生の転機となりましたが、もしこれらのきっかけがなかったら、今頃私はどんな人生を送っていたのでしょうか?新卒で入社した会社で定年を迎えるまで、それこそ生活のため、家族を養うためにと、何の疑問も持たずに働いていたのかもしれません。

そして、貴重な人生のほとんどを無意味に費やしてしまっていたことでしょう。

このサイトに訪問してくださったあなたなら、私のような恐怖体験をせずとも十分おわかりだと思います。
「このままでは良くない」ということを。

あなたの中にあるその「もやもやした気持ち」に気付いているのなら、今こそ行動を起こす絶好のタイミングです。
本当に追い詰められるまで待っている必要などまったくありません。

石倉正久の夢

My dream

仕事に悩み、何かを変えたい、変えようとしている人はきっとたくさんいるでしょう。
そして「どうしても始めの一歩が踏み出せない」と困っている人も多いはずです。

私は、そんな悩みを持った転職希望者に対して、「勇気を出して行動してよかった」という結果をしっかり出せるよう徹底的にサポートを行いたいと考えています。
私にとっては、弊社のサービスを利用した人が転職を成功させ、活かされ、成長している姿を見ることが何よりも嬉しいことです。

こうして素晴らしい人材と優良企業をたくさん引き合わせ、人の成長と企業の発展を加速する好循環を創り、世の中全体を元気にするというのが私の夢なのです。

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